学生の方々からの評価・ご指摘 2020

成績には関係しない形での「任意での無記名アンケート(自由記述)」にて、多くの学生の方々よりコメントをいただきました。ご丁寧な評価・ご指摘をお寄せいただきまして本当にありがとうございました。皆さんからのコメント内容を真摯に受け止め、今後ともよりより授業の創出に努めていきます。受講生の皆さんの、今後の更なるご活躍を祈念しています。(赤田:2020.4.11)

別件とはなりますが、この年度の受講生有志によるエッセイ集『“育ち”の記憶を紐解く わたしの成長を支えてくれるもの』が静岡学術出版より出版されます。もしよろしければ、Amazonよりお取り寄せいただければ幸いです。なお、売り上げはユニセフ支援として寄付致します。

ISBN 978-4-86474-139-2  定価 1300円

【以下、受講生の方々からのコメントの全文(文意を変えずに誤植等の修正あり)】

・私は2年次の後期に履修登録をする際、この授業を知りました。シラバスを読んで、受けられるのが3・4年生だと気づき、1年間待ち望んでいたということです。私は人文所属で、教職もとっていますが静大教育学部の先生の授業はほとんど受けたことがなく、とても関心がありました。そのため、今回教育学部の赤田先生のお話や、厳選された映像資料に触れさせて頂き本当に光栄でした。教員志望の私にとって、子どもの純粋な心やそばで支える大人の温かさが人を育てる可能性について再認識できたことは、確実に将来の私の教育観や子どもへの視線にプラスになると思っています。しかしそれだけでなく、企業就職を目指す方、誰かの親になる方など、様々な学生にとって自分の過去や現在、未来に思いを馳せるきっかけになったと思います。「ぱっちゃん」が印象に残って、帰ってからネットで調べてみると、今も広島で活動されていることを知りました。クラウドフアンディングも行われ、多くの支援の元に続けられていることに、日本のあたたかさを感じました。私にも、何かの形で手助けする方法を考えていきたいです。

・この授業はとてもおもしろく、色々と考え学ぶことが多い授業だった。私は毎週この授業が楽しみだった。はじめは教材映像を見て、コメントを書くだけで、とても“楽”な授業だと失礼ながら思っていた。内容はとても興味があったため、とても運が良いと思っていた。だが、受講していると、生命の大切さ、尊さ、優さ、教育の難しさなど、思うことや考えることが多く、一番幸い、大変な授業だと思った。でも、先生の人柄がとても良く、この人の言っていること、考えていることはしっかりと聞きたい、自分の糧にしたいと心の底から思える授業だった。自分の幼少期や、親から受けた教育などに正解や不正解はないのだけれど、より良いものはどうしたらいいかなど、自分が親になった時の目線で考えることも多々あった。そのように考えていると、私の受けてきた親の教育はとても良かった、愛されていた、自信を持って思えるようになった。はじめに“楽”な授業だと大変失礼なことを思ってごめんなさい。とても深い、大変価値のある、私の人生においてとても勉強になる授業だった。優しい先生の人柄を表したような授業で受けていて楽しかったです。ありがとうございます。

・この授業を受講することができて、本当に良かったと思っています。高学年になるほど専門的な内容を扱う難しい講義が多く、研究室も相まって心的疲労が積み重なっていく中、先生の授業だけは非常に暖かい雰囲気の中、子どもの育ちと教育について本質を学ぶことができました。何よりも、施設にいる子、震災にあった子、等普段接することのない子がどのように感じ、どのように生き、そして、周りがどのように関わっていくのか知れたという事が自分の中では大きかったです。教育にたずさわる人全員に赤田先生の授業を受けてほしいというのが率直な思いです。教材も素晴らしいですが、赤田先生白身の教育に対する願いに胸をうたれました。記憶は薄れていくものですが、この授業で感じた思いは、忘れずに生きたいと思います。唯一、大学で涙が止まらない経験をした授業でした。ありがとうございました。

・この授業では、子どもと教育について様々な考え方、表現の仕方などを知ることができました。大学での他の授業とは違い、専門的であったり、難しい問題を解いたりするような授業ではなく、映像を見て自分が感じたことを毎時レポートに率直に書けたと感じました。また、普段生活していて自分のまだ小さかった頃のことなどを思い出すような機会はあまりないが、この授業では映像を見ながら自分もこうだったと思い出したり、このようなことはしなかったなといった新しい発見をすることができたりしました。これから自分も子供たちを教育していく機会があると思うが、この授業を通して感じたことや、思い出したことなどを自分の教育でも大切にしていきたいと感じました。

・この授業は、自分白身の今までと、これから自分がどうしたいか、を見つめなおし、考えることができる素晴らしい授業だった。知識とかそのようなものではなく、人として在り方であったり気持ちの面に語りかけるような授業はこれから生きていくうえで必ず役に立つと、そう思える授業だった。また赤田先生だからこそ、この授業がこれほどまでによいと思えた。教材映像の選択、先生の感想、人柄、など全てがこの授業に合っていたと思う。毎週この授業を楽しみにしていたし、また受講したいほどの授業でした。今後も授業スタイルはあまり変えず、このままの授業風景を維持しながら頑張ってください。また今後使う教材映像もさらに教育によいものとなりこの授業がどんどんよくなることと願っています。

・今まで受講してきた授業の中で1番、心に響いて泣ける授業でした。改めて90分という時間で自分の過去を見つめ直せました。成人した今にバッチリのタイミングで受けることができたため、社会人になる前に自分がどういった人間だったか、どういった人間になりたいのかが少しはっきりしました。

・授業毎にしっかりとテーマが決まっていて、そのテーマに沿った映像から、自分たちが経験してきた事、感じた事を思い出したり、自分たちに関わってきた人達が思っていた事を考えたり、感じとれた事で、これからの生活や人生の中で子ども達とふれあったり、関わっていくための糧になったと思うので、とても有意義な時間を過ごせたなと感じました。1回1回のテーマがしっかりしていて、映像もあって理解しやすく、回にまたがって同じ事を考えさせるのではなく、似ていても違う年代だったり、属性が異なっていたりしたので、共感できる箇所だったりが毎回変化していて、面白かったし、毎回違った気持ちで新鮮な感情でみることができて良かったと思います。様々な経験をしている主人公やその周りの人たちの感情、思考から自分の感情や思考を改めて考えさせられるいい機会だったなと思いました。

・私の所属する学部の授業では常に一方的に授業されることが多く、考える力が身に付きにくいと感じている自分からすれば、この「子どもの育ちと教育」の講義では、人と話し合い、しっかりと考える時間を与えてくれたことが、この授業においての利点であり、また、自分にとってプラスになり、しっかりとこの15時間の授業の中で教育について様々な知見を得られたことの要因であると感じた。たしかに私の所属する学部等での講義では、専門的な知識を学ぶわけであり、それをこの先、活かして生きていく学生であれば、それは必要な知識になるであろう。しかし、人生と生きていくという意味で本当に必要になるのは、今回のような講義であると考える。長い人生の中で子供を持つこともあるであろう。子どもと関わることはそう容易なものではないことは自明である。その際、この講義で学んだ「子どもの掛け替えのない育ちを大切にサポートする」という感覚を活かして、これから先の人生を過ごしてければいいなと感じる。上記の理由から良いためになる授業であったことは間違いないと思います。

・授業でこんなに色々な感情が生まれたのは初めてだったと思います。自分にもこんな時期があり色々な経験から今で自分が形成されているんだろうと思いました。とても面白い授業でした。喋り方や話し選びから先生の人の良さがしみでていて、とても温かい気持ちになれました。ありがとうございました。映像を見て悲しくなったり、嬉しくなったり、子供達の気持ちに共感しながら授業を受けれたことが、自分の中でとても良かったと思うし、心が成長する授業だと感じました。色々な年齢の子供達を見れて面白かったです。

・この講義は、今まで自分の考え方では、無かった、新たな、教育の視点が出てきて、とても有意義な時間を過ごせました。ありがとうございます。自分の幼少期の姿に重なる場面も少なからず、ありました。その度に、その当時の教育者が、どのような気持ちで、自分と向き合っていたかを考える機会にもすることができました。これから自分がこの授業の内容を生かせる場面に遭遇したら是非生かしていきたいと思います。お世話になりました。

・過去の思い出を振り返りながら、悲しいことや楽しいことを改めて感じ、今までのことはむだではなかったなと思うことができた。これからも時々思い出を省みるのもいいなと考えている。面白かったです。

・毎回授業では子供達のことについて特集された教材映像を見ました。私は今までそのような番組を自分から見ることがなかったので、新しい物事の見方ができるようになったし、視野も広がったような気がします。授業で扱われていた教材は、どれもどこかに自分と重ね合わせて共感できるようなところがあり、自分の幼稚園や小学校時代を思い出して懐かしくなったり、あの時周りの大人はこんな気持ちだったのだなと気づきました。また、私のまわりにはあまりいなかった、親がいなかったり、大切に育ててもらうことができなかったりする子供たちが必死で生きている教材映像を見てとても心に響きました。将来私にも子供ができる時が来ると思います。その時は子供に何をしてあげたらその子の幸せになるのか、その子のためになるのかということを考えて、大切に育ててあげたいなと思います。

・今までありがとうございました。わたしは教育学部ではありませんが、今回の授業を受けることができて本当によかったです。自分の育ちについて改めて考えるとともに、将来自分自身が家庭を持ったときのことについて考えることができました。このような授業がより多く開講されるとよいと思います。ありがとうございました。

・この授業を通して、教育がいかに私達を成長させ、社会に馴染むような人間に育て上げるか理解しました。それと同時に、子供の可能性、吸収性や危険性、子育ての際にやっていいこととやってはいけないことの線引きが見られたようで面白かったです。授業の形式としても、生徒の負担をなるべく減らし、毎時レポートに対するコメント、補講の開設など、生徒への配慮がしっかりしていて、生徒側からは好感が持てる授業でした。また、授業の内容に戻りますが、自分の思い出をさかのぼって他の人と共有することがなんとも言えぬ気特が溢れてきました。これからどんどんこういった記憶は思い出せなくなっていくと思うと寂しいものがあります。しかし、自分の子供が生まれた時に、自分もこんな頃があったのかと思いながら子育てしていきたいと思っています。

・私は、この講義を受けて、何度も感銘を受け、自分の幼少期や青年期のことを思い起こした。また、子供の感情というものを、改めて知ることができた。大人になるにつれて、子供の心がわからなくなっていってしまうと思う。子供の立場になって考え、接することが、子供にとっても成長を促すと思う。再度、子供の感情について考えることができたのはとてもよい経験だった。自分は、子供を育てる番が来ると思うので、この講義で学んだことを生かして、よい子育てをしたい。この講義を受けられて本当によかったと思っている。

・3回目の授業の映像は、シンプルに感動した。普段、普通に生活していては、全絶対に考えないようなことを考える時間となっていた。しかし、人は、昔の記憶を忘れる。僕も実際小さい頃の記憶などあまりない。しかし今の僕があるのは、まざれもなく小さい時に僕に関わってくれた人、教育してくれた人、両親、兄弟、友達のおかげであると今では思うようになった。いい経験となったとともに、これから、自分に子供ができた時、その子たちがより豊かな、人生が送れるような教育をしていきたい。

・今まで過去の自分を振り返るということはあまりなく、振り返っても、自信の欠点だったりばかり、で今までそばにいてくれた人のことや、環境を振り返って感謝するということは正直ありませんでした。今また育ってきた環境があたりまえだと思っていたのかもしれません。この授業では、親が問題ありで不満足な環境で生活せざるを得なくなった子供たちが必死に生きていく姿を見ました。何不自由なく大学まで適えている状況は本当に奇跡だと思うし、何より親に感謝したいと思います。他にも、私が当事者だったらどうなっていたのだろう…と映像を見ながら考える機会があり、私ももっと頑張れたのではないか、とか、あのとき、言いたい事をはっきり言えばよかったと思うこともありましたが過去は変えられないし、自分の過去は自分のもの、それがあるから今の自分がいる、と受けとめ、まっすぐ正直に生きていきたいと思いました。

・全部教材映像を見て感想を書くという授業は私にとって初めてだったのですごく新鮮な気持ちになった。普段子供と関わる事はほとんどなく、子供の頃を思い出すキッカケもなかったので、この授業で改めて自分の子供の頃の思い出を思い出したり、将来の自分の子供との接し方、そして親が今まで自分にどのように接してきてくれたか、どんな風に愛情を与えてくれたかを知る事ができるとても良い授業だったと思う。教材の途中でところどころ止めるので「続きが気になるから止めないで!」と思ったり教材を見て泣いてしまったりしていたのは、本当に感情移入し、夢中になっていたからだなと思う。そして、自分と同年代の子の子供の頃の映像が多かったので、より気持ちが入ったのかなと思った。先生の熱い想いが伝わった授業だった。

・教材映像の視聴から学ぶという形態がよかったです。「今日はどのような題材だろう」と毎週楽しみにしていました。コメントペーパーも、継続的にまとめられていくもので、これまでの学びが振り返られるような形式だったのでよかったです。毎回コメントに目を通して線を引いてくれていたことが嬉しかったです。学生想いの授業をありがとうございました。これまでの講義を受けて、子どもの育ちにたくさんの愛情を注いでくれる(子どもの想いを受け止めてくれる)真撃に向き合ってくれる存在がいることが、子どもの豊かな人生につながると学びました。この学んだことを自分の中に取り込んで、子どもたちに寄り添い愛情を持って関わっていけるような教育者を目指したいです。

・この講義で見る教材映像の内容が毎回楽しみであった。自分の子どもの頃の思い出がフラッシュバックしたり、この様な境遇の子どもがいるのだということを知ることができたりこの週1の時間でものの見方が広がったと思う。これから子どもと関わっていく仕事につくので子どものものの見方を忘れずに接していきたいと感じた。子どもの頃の経験は良い方にも作用する。悪い境遇の子をただかわいそうだと思わずに良い経験をさせていくこともサポートにつながるのだと感じた。半年間本当にありがとうございました。

・この講義は「子どもの育ちと教育」ということで、様々な環境にいる子どもたちといろんな大人とのかかわりが見られる動画を視聴して、子どもの成長と大人の与えることについて考えていった。どの子どもも少なからず、心の成長・変化があったと思う。そうなるには成長を一番近くで見ている大人の影響がとても大きいものだと感じた。ただ正しいことを教えたり、指導したりするのではなく、子どもたちの率直な気持ちを尊重して、時間をかけて自分自身に判断させるという様子が多くあった。改めて人との出会いの大切さに気づけたと思う。半年間ありがとうございました。

・教育に関して今まであまり考えたことがなかった。しかし、この授業をきっかけに日本には、色々な境遇の子供たちがいること、それにより苦しんだり悩んだりしている子供たちがいること、そのような子供たちを支えようとする大人がいることが分かった。また、大人の支えにより、子供たちは大きく成長できるということが分かった。自分が今までどのように成長してきたのか、またその成長には大人達がどう関わってきたのかを振り返るきっかけにもなった。先生が受講生を尊重していることが、態度や発言などから感じられ、受けていてとても気持ちのいい講義だった。このような振るまい方を自分も真似したいと思った。深く考えずに受講することを決めたが、受講してよかったと心の底から思える講義だった。また、これから子どもと関わる機会があれば、この講義中に見た映像の大人たちを参考にして、子供の成長のきっかけになるような関わり方をしたいと思った。

・この授業は将来教育関係の職を目指す人以外の人もとるべき授業だと感じました。子どもの育ちを通して自分の育ちを振り返ったり、子供がどのような考え方をしているのかが少しわかった気がします。もう考え方も大人になっている大学生にとって忘れかけていた愛のありがたさや、子供のころの気持ちを思い出させてくれる大変素敵な授業と感じた。また、教材の映像も全て共通点がありながらもあまり似たものがなく、毎回心が動くような、自分が生きている上でも様々なことを考えさせられるそんな教材でした。更に、先生のプラネタリウムのナレーションみたいな喋り方が個人的にはかなり好きでした。授業だけど、少しリラックスをして落ちついた状態で教材に没入できるので、深く考えられると自分は感じました。半年間ありがとうございました。

・他学部なので、まず内容が新鮮だった。明るい子供の成長の話だけでなく、虐待や、ネグレクト、複雑な環境で育ってきた子供の話もあり、考えさせられることが多かった。子どもの虐待のニュースは少し前にも聞いたし、現代社会で深刻な問題となっている。このような家庭で育った子供の中には、犯罪に走ったり、親になった時に我が子に対して同じことをしたりしてしまう人もいる。しかし、反面、地域の人の優しさに触れ、居場所が出来ることもある。愛情を注ぐ人は親以外にも沢山いるから、こういう子供達の心の拠り所になる場所を社会全体で創り上げていくことが理想だろう。将来は公務員を目指しており勉強中だが、この授業を受け、子どもの虐待や少年犯罪を未然に防ぐことに貢献したいと考えた。子供の教育における喜びや感動、課題等について深く考えさせてくれる授業だったと感じる。

・具体的な映像資料を見てから自分が共感したことや印象に残ったこと、または過去の経験と照らしあわせて思ったことなどを書くシステムがとても分かりやすかったし、主体的に学ぶ意識が高まった。教員の指示も明確でとても分かりやすく、個々で感じた感想を尊重しながらも、映像資料から感じとってほしい教訓や考察の方向性を分かりやすく解説していた。他にも、この先生の講義で履修できるものがあるなら、ぜひ履修したいと思った。この講義を通して、自分の幼少期の育ってきた環境や関わってきた、先生や、親、親せきなどの大人がしてきた行動と映像にあった大人の行動力のちがいについて考えるきっかけになった。

・毎回、子供の成長をテーマにした教材映像を見たが、どの回もとても印象的で、感動した。また、先生が所々で重要なポイントや見るべき・考えるべき内容について教えてくれたので、ただ感動して終わるのではなく、教材映像から学べることや自分自身のこれまでについてとてもスムーズに振りかえることができて、ためになった。特に大学生になった今は、社会人になるまでの最後の時期で、これからは親に頼ることは少なくなるが、この講義を通して今まで親や教師がしてくれたことや、それによって得られた成長をしっかり見つめ直して、大人になってからもその価値や成長について思い出すことができると感じた。このことを活かして、自分が将来親という立場に立ったとしても子供の成長のためにできることをしっかり考えられると思った。また、育ててくれた人々に対する感謝の気持ちを忘れないようにしたいと強く思った。

・自分は、この21年間両親や先生などに育てられ教育を受けてきました。言ってしまえば子どもを育てる立場、教育をする立場に一度も立ったことがありませんでした。この授業は教材映像を利用して子どもの考え方や育ち方を学べました。いつかは自分が教育をする立場になるが、その時の子どもとの向き合い方を学べた良い授業でした。また、子どもたちと関わっていくことは、教える一方ではなく教えられることも多くあると思いました。子どもたちと共に育っていけるような大人になりたいと思いました。それと同時に、今までで育ててくれた両親や関わってきた人たちにはとても感謝の気持ちでいっぱいになりました。

・この講義で見る映像はどれも全てリアリティがあって講義を受講していなかったら出会えなかったメッセージがたくさんあったので、とても満足している。映像の中には虐待などの社会問題を取り上げたものがあり、見ていてとても胸を痛めた。自分は教員を目指しているので、そのような問題に対しての向き合い方も大学生のうちにしっかりと考えておきたいと思った。いじめや虐待はなくならない社会間題で中々数は減らないが、生徒への向き合い方で心の傷を埋め、数える部分があると思っているので、この授業で感じたものがヒントになると思った。

・今まで、大学で自分の育ちについて振り返ったことがなかったので、この授業では新鮮な気持ちで自分について考え直すことができました。映像で見ているのは他人の経験や体験でしたが、先生が映像の途中でしてくださった問いかけや、感想を書くレポートのおかげで自分の子どものころの経験とうまくつなげて考えることができ、自分が子どものころに経験したこととは違う考えを(その経験に対して)持つことができました。また、自分の子どものころの経験を思い出したことが、今の家族や友人、近所の子どもに対しての接し方、考え方を少し変えることにもつながりました。

・「子どもの育ちと教育」という授業は、子どもに対する育て方とか教育とかの定義を学ぶのではなく、「子どもを育てるにはこういう風に育てている」「子どもはこんなやり方でも成長につなげられているんだ」とかを知るための授業で、将来大人になり親となった時、この授業を通してどういうふうに子どもを育てていくかを考え、子どもに接していく力を身につけられるので素晴らしいなと思った。確かに、内容によっては、「こんな育て方で良いの?」とか「こんな育て方は良くない」とか思うかもしれないが、これは「子どもの育て方」の選択の一つであり、実際その育て方のおかげで、子どもの成長につながった事例もあるので、参考程度に見るものなんだなと思った。

・この授業で扱っていた教材はどれも見たことがないものでしたが、すべて考えさせられるものでした。時には、感情移入して涙がでてきてしまうこともありましたが、そのくらい自分の心がゆれてしまう教材に出会えたことは良かったと思っています。また、その中で自分の子ども時代も思い出すことは多かったです。映像になっているのは極端な例かもしれませんが、自分は幸せに育ててもらったのだと感じました。

・様々な子どもの育ち見て、自分とは全く異なる経験して育っている人を知りました。しかし、同じような気持ちがあったり、あの時に教材映像にでてきたような大人がいたらなと思うことも多くありました。今、私が大学生として生活できていることは親、先生、友達に恵まれてきたからだと思いました。毎回、講義が終わると教材映像に後押しされるように、悩みだったり、過去の出来事を友達に話せました。今の自身がいることに感謝し、強く生きていこうと思える授業でした。今後、自分が親の立場になった時、子どもとどう向きあうべきか考えさせられました。自分の心、思考が成長した授業でした。

・自分が知らない世界を知ることができた授業であったと思いました。自分が家庭的に恵まれていたこと、子どもとして大切に育ててもらったことを改めて実感できる授業だったなと思います。教材の教材映像の合間に友人と話し合う時間が度々設けられていたことも、より、現在の教育や、子どもたちの現状について考えることができる時間であったように思います。自分とは全く違う想像もできないような環境で育てられた子供たちのこともわかろうと歩みよって考える大人がどれほど大切かということも考えることができたと思います。自分は将来教育に関わる仕事は多分しないと思いますが、困っている子共には手を差し伸べて、話を聞いてあげられるような大人になりたいと思いました。

・私は、この「子どもの育ちと教育」の講義とても楽しく受講することができました。こういった機会でもないと、自分の育ちを見直したり自分が親になった時のことを考えないと思います。教材を通じて、色々なことを考えたり、自分の知らない世界が知れるいい経験にもなりましたし、自分の人との関わり方とか、どんな大人になりたいかとかが今までの自分よりも広い視野で見れるようになってきたと思います。また、教材の中で、自分はいかに幸せな家庭で育ち、めぐまれた環境にいたかを思い知らされると同時に、赤田先生が少し涙ぐみながら話されたりした時が印象に残っていて、とても熱いものをもった先生だと思いました。毎週のこの時間とても楽しみにするくらい楽しかったです。

・今回の講義では子どもの育ちと教育という講義名そのままの授業をうけさせて頂きました。私、というか私達全員にそれぞれ「子供時代」があったと思いますが、先生もいつかの授業で仰っていたように、そのほとんどは思い出せません。忘れているのではなく、引き出しにカギがかかっているようにふとしたきっかけがないと思い出せないのです。視聴した教材映像は私にとってそんなふとしたきっかけが沢山ちりばめられたものとなりました。「私もこんなことあったな…」と、本当に急に降ったように昔の実体験を思い出す機会が1講義につき1回は絶対にありました…笑。この講義は、私の子供時代の楽しかったり、つらかったりした色々な種類の記憶を呼びおこしてくれる素敵な時間でした。半年間のご授業ありがとうございましたありがとうございました!

・この講義では、生きる上で大切なこと、大切にしなければならない思いを伝える、学生から社会に出る人間として自分を見つめ直すこと、改めて教えてくれた。この講義を受講することができ、本当に良かった。自信の成長過程を見つめ直し、自分がここまで成長するために、どれだけの方が力になってくれたのか改めて考えることができた。

・将来、教育に関わりたいと思っている自分にとっては、たくさんの教材映像が見られて、ためになる部分が多い授業だったと感じています。「愛しているよ、カズ」は、過去に複数回見たことがあったけれど、それでも涙があふれました。命について考えさせられる作品だし、受講生同士で、感想をきちんと共有できることも自分にとっては学びにつながる部分でした。子どもの育ちというのは人の数だけ違うストーリーがあって、綺麗な部分だけではなくて、過ちも起こすと思います。そうした弱い立場の子どもたちとの向き合い方も自分なりに考えることができました。半年間ありがとうございました。

・この授業は、成績方法や課題が明確に伝えられて、受講していてとても安心するものでした。またエアコンをつけないと寒すぎたり、つければ暑くなりやすいB棟ですが、先生の紬かなご配慮のおかげで室温のストレスが全く無く、快適に授業を受ける事ができました。また他の優しめな先生の授業に比べて圧倒的に学生の私語が少ない授業と感じました。その理由として教材映像や授業内容を学生に押しつける授業でなくて、先生が私たちに与えるまたは伝える事があったからと感じております。またVTRを見て終わるのではなく、授業終了時に小レポートに記す作業をする事で、子ども達の心境をさらに考える事ができる時間があり、理解が進みました。

・今までこのような「教育」に関する授業は受けたことがなかったので、先生が説明されるような教材を見る視点などはそういう見方もあるのだなと思い、とても新鮮に感じました。さまざまな教材を見てきて今の自分があるのはこれまで関わってきた大人や友だちの存在があったからで、そのような人たちの行動・自分に対してかけてくれた様々な声を思い出すよい機会だったなと思いました。人と関わっていく中でどのような関わりが相手にとって良い関わりになるのかを判断することは難しいことだけれど、今後時に子どもと関わっていく中でこの授業で見た教材を参考に、子どもを支えられるような、励ましてあげられるような関わりをしていきたいと思いました。

・ただ映像を見るだけでは家で1人でもできるが、途中で先生が注目ポイントを教えてくれたり、友人と話す時間をとってくれたことで、より理解が深まりました。子どもの育ちというテーマでいろんな背景をもつ子どもがいたが、私は経験をしたことのない苦しみをもった人たちが多く、そのような人に手をさし出す、助けるという人たちの行動に自分にできることは何か、ということを考えさせられました。また、たくさんの成長を見たことで、周りの大人の重要性がよく分かりました。自分も将来、誰かの成長にとって良い影響を与えられるようになりたい、そう思える授業でした。来年度も今の授業が開講されることを願っております。半年の間、ありがとうございました。

・教材映像を見てその感想を書くという方式の授業だったが、教材映像のクオリティが想像以上に良く、自分の胸に刺さる内容のものが多かったです。感動したり、改めて自分の育ちが恵まれていたか、再認識することができました。定期的に話し合いの時間を簡単に設けることで、授業への関わり方もより深くなると思うし、“自分’を考える良い時間になりました。自分が親になった時、なんとなくですが、この教材映像のことを思い出すかもしれないと感じました。

・主に映像を教材とした授業で、もちろん他にも映像を使った授業を受けてきたがそれらの中でも質の違う授業だったと思う。毎回の映像が身近な内容でデジャブをおこさせたり、感情に訴えかけてくるようなもので、興味の有無に関係なく見入ってしまうものだった。先生がよく口にしていた「自分の過去を振り返って」というものも、映像を見終われば無意識に想起していたり自分に照らし合わせて考えていたので、それくらい人が生きてきた中で、これから生きる上で、重要なことを扱っている授業なんだと身を持って感じた。たまたまとった授業だったが、受講できて良かったと心から思った。

・取り上げられた映像資料はどれも興味深く、時には感動させられる良いものばかりでした。1つ気になったのは遅刻者や授業開始時になっても食事を続けている者への配慮のしすぎです。まじめに開始時に来ている者からすると少しおもしろくありませんでした。しかし内容全般、教員の対応等には満足しており受けて良かった授業に相当するものだったと思います。良い授業をありがとうございました。

・考えさせられる動画が多かった。この授業を取っていなければ、見ない動画、エピソードだったのでそのきっかけとなり良かった。自分が幼かった頃のことや以前の出来事が思い出されて、なつかしい気持ちになったりもしたが、1番は、親や友達に感謝を伝えないとなという気持ちになることが多かった。また、先生の人柄の良さがすごく伝わってきて授業に行こうという気持ちになった。何度か動画を見ていて、辛いな-と思うこともあったけれど、その気持ちを忘れずにちゃんと生きていこうとも思いました。また、あたり前に生きてきたけれど、それは実は恵まれていたというか幸せなことだったんだなと改めて気づけて良かったです。

・赤田先生の授業をぜひ受けたいと思い、受講しました。先生のように、周りの人に愛情を持って接することができるようになりたいと思いました。自分の過去を見つめ直すことが、将来の自分や子ども達にとっての豊かな生活につながると実感しました。半年間ありがとうございました。また、私は教育学部で教員を目指しているのでとても勉強になりました。自分のなりたい教師像をより強くもつことができました。

・教育の現場でなにが糧となっているのか、大人から子供へ与えられるものもあれば子供から大人へ与えられるものもあり、子供同士で与えあうものもある。人と人のつながりの一番始めがそこにあるのだなと思いました。特に、「ぱっちゃん」の話では、ぱっちゃんの家という場を通して子供同士が仲良くなったり、ばっちゃんからあたたかさをもらっている場面がとても印象的でした。

・とても楽しかったです。自分のことについても改めて考えることができました。教育目線から子どもについて考えることは多かったのですが、その他のいろいろな視点からの子どもについて考えることができ、学びにすることができました。教材映像を見るだけでなく、周りの人と話す機会があって、学びを深めることができてよかったと思っています。教材も興味深い内容のものが多く、見入ってしまうことがほとんどでした。これから、子どもと関わっていく上で、どういう言葉かけをしていくといいのか、どんなことを考えていくべきなのか考えさせられるものでした。教員としての自分、一人の人間としての自分、いろいろな立場から考えていきたいです。

・映像中心の講義で、興味が持ちやすく、また分かりやすい授業でした。細かく話し合う時間をもうけてくださったので、都度感じたことを友人と共有することができより深みのある学びができました。扱う教材が全体的に古めかな?と感じることが多かったので、現代ではどんな風に変わっているのだろう?と気になりました。映像だけではいや、きれいごとではないのか?と感じることも少しあったため、実態の説明をしていただけたらいいのかなと思いました。

・この授業を受けた評価として、大変興味深く満足する内容だった。他学科の私からすると、見る教材1つlつが新鮮であり、それぞれ教育における大切な点をフォーカスしていたため、毎回の授業が楽しみであった。加えて、赤田先生の教育に対する熱意を映像の解説や態度からひしひしと感じたため。私も影響を受けて、周辺学問を学ぼうと考えている。人が誰でも経験し、今度は経験を与える側となる教育。この授業を受けた、受けていない私を想像して比べると天と地の差ができていることを確信し、この授業に深い感謝を送るとともに、このような講義の存続を願う。

・私は教育学部でも、将来先生になりたいと思ったこともありません。ただ最近、児童クラブでのバイトを始めたことで、少しずつ、子どもにとって良い関わり方を考えるようになっていました。今回、この授業を受けたことで、それをもっと考えるようになれました。表面的な「良さ」だけではなく、その時には子供には響かなくても、大人になっていく過程で染み込んでいくようなその子の人生を考えた関わりをしていきたいと強く思います。また、今回の授業を通して、私自身の「育ち」、父母、祖父母、弟たちとの関わりを改めて考えなおすことができました。とても個人的な話ですが、この授業で「愛してる」という言葉はその時に伝えなければと思ったので、両親の結婚15周年に弟たちと花を贈りました。気持ちを伝えられて、とても喜んでもらえて、私も幸せな気持ちでした。この授業を取って本当に良かったです。ありがとうございます。

・「子どもの育ちと教育」というテーマ自体は興味をもてるもので、映像中心の授業も分かりやすかったが、全体的に取り扱うものが古めなことと基本的に全肯定な部分が気になりました。もう少し、映像を通しての社会問題や、それに対する福祉の実態についての解説があると良いのかなと思いました。コメントペーパーとレポートでの評価は非常にありがたいです。人によって合う合わないが分かれる授業だと感じました。先生が優しかったです。

・大学に入って教育学部にも入っていないのに子どもの教育について学ぶとは思っていなかった。いざ学ぶとなった時に黒板の文字で書いての講義形式ではなく教材映像の鑑賞を通しての授業は受けるこちら側としても受け入れやすかった。将来の私たちのことを考えるうえでもとても重要な授業であったと感じた。

・先生が優しく、かつ毎回感動する教材映像が見られてとても満足な授業でした。

・レポートの提出も出席のとり方も、成績評価も今のままでよいと思った。教材映像を見る時間もちょうど良く、とても満足できる内容だったと思う。

・1つlつの教材映像がとても興味深く、学ぶことが多くあっいろんな世界、考え方、教育方法が知れてとても考えさせられ、良い経験になった。改善してほしい点などは特に無く、受けて良かったと思える授業だった。成績評価の方法や、基準が明確で、分かりやすかった。

・いろいろな人の感情に関する映像を見て普段生活しているだけでは、向きあったり考えたりすることのない、自分には縁遠いと思っていたことと触れ合えた。自分より若いのに壮絶な人生を送っていた人や、幼いときから自分の意見をはっきり述べ深く考えることのできる人がいたり、人生は人それぞれなんだと思いました。どの人生がいいということは無いけど、自分の人生はいい人生だったと言えるように生きていきたいです。そんなことを学びました。

・この授業では、毎回子どもたちが成長していく様子の映像を見ることによって、自分自身も考え方が変わったり、子どもたちから学ぶ要素も多くあり、とても勉強になった。人間だけでなく、すべての生き物の命の大切さ、仲間と協力することの大切さ、様々な家族のかたち、自分の気持ちをぶつける大切さ、心の拠りどころがあることのありがたみなど、たくさんのことを再確認することができ、この授業を受講してよかったと思った。この授業がきっかけで、自分自身の今までの育ちを振り返り、育ててくれた両親や、学校で出会った仲間にも改めて感謝したいと思ったし、これからも大切にしていきたいと思うことができた。子どもの育ちに関する映像はなかなか見る機会がないため、今回たくさん見ることができてよかった。

・とても受けやすい授業だった。見た教材映像は全部いい話で、自分の小さかった頃を思い出したり、これからこういった大人になって子どもたちにこ-ゆ一風に接したいなという気持ちになった。時には涙が出てくる話もあって、ただ単純にいい時間になったと思った。これからもこんないい授業を続けてほしいと思った。この授業で生まれた気持ちを大事にしてこれから生きていきたいと思った。ありがとうございました。

・この授業を通して、人間はまわりの支えがあってこそ生きていけているんだなということを実感しました。誰しも挫折することはあると思うので、それをどう乗りこえていけるかが大事だと思いました。どの教材映像も心に打たれるものが多くて感動しました。すごくためになりました。これから私もがんばりたいです。

・とても良い授業でした。教材映像の内容も面白いものが多く、とてもためになることが多かったと思う。自分のことについて見つめ直す機会にもなったし今後、子どもの成長に関わる際は今回学んだことを生かしていきたいと思う。

・先生のやりたいこと、学生たちにどうなってほしいかが明確に分かる講義でした。今まで大学で受けた講義の中で一番良かったです。後輩にも勧めたいので、これからも続けてほしいです。先生の人柄、優しさが自然と見えるような講義でした。欠席が多かった自分ですが決してつまらないと思っていたわけではありません。繰り返しになりますが、是非続けてください。半年間ありがとうございました。

・前回、様々な経験を通して成長していく子どもたちの映像を見て、自分自身の幼少期のことを思い出したり、自分が将来持つかもしれない子どものことに想いをはせたりした。とても新鮮で貴重な体験のできる授業だったと感じている。一方、教材映像の内容が暗く悲しいものであったために、その日一日暗い気持ちで過ごしたり、授業に参加したくないなと感じることも時々あった。目をそむけてはいけない現実や現状に関してのことなので難しいが、少し配慮があってもよかったのかなと思う。

・自分の考えを友人と共有する時間がしっかりと取られており、とても有意義な時間を過ごすことができました。また、自分の子供の頃を振り返る貴重な機会にもなったので良かったです。特に、自分の記憶の中に強く残っている中、高校生の時の話は、とても感がい深いものがありました。また、友人と考えを共有した際には、自分が考えていたものとは違った視点から物事を考えている友人もおり、自分の中に新たな考えが芽生えるきっかけとなることもできたので貴重な体験となりました。半年間ありがとうございました。

・この授業を通じて、普段見る機会が少ない教材映像をたくさん見ました。毎回の講義のあとに新しい啓発がありました。ありがとうございました。

・映像を見ることはただ読むとか聞くよりも大きな印象になるので良いと思いました。屠殺場や、家畜と呼ばれる牛や豚が殺される映像も見てほしいです。ここで起きていることだけは違うと思います。肉を食べるというのならここの映像をみんな見ないといけないと思います。肉なんか食べれなくなると思います。

・出席の救済をここまで手厚くやる必要はないと思いました。普段子どもについて学ぶ機会がぜんぜんないので、子どもについて学べる良い授業でした。

・教員が話し続ける授業に比べて、映像や友達と話しをする時間等が設けられていたために退席することがなく、授業を聞くことができました。

・この授業では全体を通して子どもたちの心からのぶつかり合いや、悩みに立ち向かう姿等、自分があまり体験して来なかったものが多く学ぶことがあった。中には私個人的な問題ではあるが見ていてつらいものもあったが、参考になった。また、先生が私たちに伝えたい題目が大変はっきりとしており、学ぶ側としても真剣に考えることができた。映像を見ることがほとんどではあったが、余計な言葉で飾らない分、ストレートに物事がこちらに伝わったのではないかと思う。先生の真筆にこちらと向き合おうとする姿勢にこちらとしても真面目に受けとめなくてはという気持ちになった。

・この授業を通じて、子供を育つ、教育させる方法を習得しただけではなく、自分自身にもいろんな思考や感触をすることになった。授業中に使われている教材映像の事例などを見て、自分がどう両親やまわりの先生に育てられたのを思い出し、自分もこう育てられたなと、まわりの人に対する感謝の気持ちがさらに深まった。全般的に見ると、この授業を受けることでいろんな知識を習得できる上、さらに精神に深い思考をもたせ、いろいろと勉強できる授業だと思う。

・教材映像に関連する問題を実際のデータを見せながらの学びの場面をもう少し取り入れるべきだと感じた。

・学びたいと思ったことをしっかり学べるような授業だった。「子どもの育ちと教育」というタイトルにもあるように主に子どもの育ち方について焦点を当てた教材映像を多くみたが、そこから学ぶことは少し成長した私にも多くあった。日々、生活していく中で教育、子どもについて考えることは多くないが、週に一回この授業でそれについて考えるのは私にとっていい時間だった。私は子供が全く好きじやないしどのように扱っていくのか全く分からなかったが、この授業のおかげで、子供の純粋さに驚き、先生の教え方のすばらしさに驚き、気がつけば子育てって楽しそうとまで考えるようになった。とてもよい時間をありがとうございました。

・この講義を受けてから、自分の子どもに対する考え方が少し変わったと思います。つい先日、SNSの一部で「反出生主義」について話題になっていました。少し難しい考え方でしたが、私の考え方としては、生まれつきや幸も不幸もそもそもないから、自分の生まれや親に対する否定はとても悲しいと思いました。でも、そう考える人がいるのも現実です。この講義で見た教材の中にも親子や家族、人と人との愛情についてのものも多くありました。私もいつか自分の子をもつときが来たら、きれいごとかもしれないけど、自分の生を恨むことなく、幸せと思ってもらえるように育てたいと思いました。今までは「子どもがもし生まれたら」と考えることすらなかったです。でも、この講義で様々な家族のかたちを見て、はじめていいな、と思えました。とても自分にいろいろな気持ちの変化をもたらした、とても有意義な講義でした。ありがとうございました。

・成績評価の基準や欠席者に対する対応など、丁寧にわかりやすく提示していただいてとても助かりました。ありがとうございます。学芸員を目指しており、個人的に「教育」というものに興味があったので、あまり深く考えず履修した授業でしたが、一般的にイメージされる「教育」の枠組みをこえて、「育む」ということについて深く考えさせられました。子供達がおかれている現在の環境の問題点や、子供と接する姿勢のあり方を、教材映像で視覚的に学ぶことができ楽しかったです。また、自分の人生についてももう一度見つめ直す機会になりました。これからもこの授業が続くことを願っております。

・教材映像の内容について、幼稚園児→高校生まで、幅広いジャンルの育ち、教育について知れたので、よかった。教材映像が長時間のときは、どんどんカットしてもよいと思った。

・自分の生き方について、改ためて学ぶことができた。と、いうのもほとんど無駄になってしまうこともあったため、今なにか足りないものを補完できたような思いである。今後、生活する上で子育てをする場面が出てくる。様々な育て方があるが、今回の講義で学んだことを少しでも生かせれば、子供のためになると思うので、生かしていきたい。

・教育学部ではないので、今までこのような子どもの育ちについての講義は受けたことなかったので、今回教材映像を通して様々な子どもたちの育ちについて知れたことはとても将来のためになった。この授業で感じたことを自分も親や子どもと触れ合う立場になったらやっていきたい。毎回の授業は教材映像を見て友達と意見を言い合って感じたことを書くだけだったけど、毎回毎回心が動かされ、受けに来るのが楽しみだった。感動的な教材映像は心が浄化され、胸が痛むような教材映像は、今後このような思いをする子どもたちがいなくなればいいなと思いながらたくさんのことを考えることができた。また、自分の今までの育ちをふり返る良い機会となったし、自分はとても幸せで何不自由なく育てられてきたことを実感した。周りの人々に支えられてきたことを忘れずに、この先私も授業で学んだように子どもとの関わり方を考えて生活していきたい。

・講義の途中で、周囲の人と話し合う場面で、話し合う内容について具体的な質問を提示されたほうが、より話しやすいと感じた。

・ただ単に映像をみるのではなく、その都度質問を投げかけられることによって、深く内容を理解することができたように感じた。毎授業人間の本質的な部分を思い出させられ忘れていた感情があふれ出し涙を流してしまうこともあった。大学3年生になり自堕落な生活を送っていた自分にとってこの授業は毎週心を浄化してくれるものであった。自分が人にしてあげられることはないか、どうしたら世の中が明るくなっていくのか色々なことを考えさせられる講義であった。

・教材映像をみて、感想を話し合う時間で、同じ動画をみても捉え方が違うと全然違う意見がでてきて面白かったです。子供の成長とそこに関わる人達がテーマの授業だったのですが、主に子供をサポートしているのは大人の人達で、私達大学生の世代で、歳も近いけど、大人ではない立場の人は、どうやって子供の成長をサポートできるのか考えるきっかけになりました。同時に、子供の成長に大人のサポートは必要ですが、決してそれに頼る、従うだけではなく、あくまで子供が自ら感じ、考え行動する際のサポートとしての機能がより子供の成長を助ける上では大事な要素になるのではないかと思いました。私は将来、心理士としてではないのですが、子供の成長をサポートできるような仕事に就くことが夢なので、今回の授業で子供への関わり方やアプローチのやり方など、参考になるものがあって勉強になりました。親としてじゃなくても、あの人に出会えて良かったと言ってもらえるような人になれるよう頑張ります、ありがとうございました。

・毎回の講義において、違った教材映像を鑑賞することで、自分以外の人々の気持ちを読み取ることや、自分自身の気持ちを他者に対して伝えることができるようになった。

・毎回異なった視点からの教材映像だった。子供の成長にフオーカスを当てた映像もあれば、子供を指導する先生の目線で描かれた内容もあった。子供の成長を見た時は、子供の真っすぐな姿勢や純粋さに今の自分の行動を見直させられた。先生の姿からは、考えさせられた。

・教材映像を流す前に、この教材映像を通して特に何を感じてほしいかを伝えてもいいと思います。

・半年間授業ありがとうございました。教育に関する映像は様々な方向からのもので、いろいろな視点をもって見ることができ、学んだことも多かったと感じています。授業の中で見た映像には様々な背景をもった子どもたちが出てきましたが、1つの映像の中で確実にその子どもの成長を感じる場面がありました。成長するきっかけとなるものは人それぞれで、生き物や親、友達、先生などいろいろなものがあるなと思いました。子どもは本当に可能性というものをもっていて、成長していく力や周りのことを吸収していく力があるなと感じます。良くも悪くもその子どもに影響を与えるのは近くにいる大人や周りの環境です。授業での映像を通して、私は、子供の学びたい、とか知りたい、といった意欲をつぶしたくないなと思ったし、どんな子どもにもしっかりと向き合って、寄り添っていけるような大人になりたいと思っています。

・先生がもう少し厳しくてもいいのではないかと思いました。友人に毎時レポートを書いてもらう人間は第一回目の授業で処分をすることを伝え、その後、不正があった時は即処分をするべきだと思いました。また、授業中に他ごと(スマホや他科目の課題など)ももっと注意してもいいと思います。とてもいい授業なので改善していただきたいです。丸く収めたいというのはわかるのですが、全体的にもう少しだけ厳しくしてもいいのではないでしょうか。

・基本的には、映像教材を見て、感想などを書く、という方式だが、そこには、それ以上の意味がこもっていたと思います。授業内容も面白く、用意されている映像も毎回、深く考えさせられる内容のものが多かった印象です。例えば、「天突く、龍を作れ」の回では、学生時代の複雑な葛藤や協力の大切さというものを感じることができました。この授業を通して、今後は、様々なことに興味・関心を持ち・人の優しさや複雑をわかる人になりたいと思います。

・生徒を固い規約に縛りつけることなく、良い意味で自由な授業でした。教材映像を見て感想を書いたり、意見交換をする授業は大学だとあまりないので、新鮮でした。こまめにそういう時間があることで、居眠りも妨げていたと思います。先生がやさしくて丁寧でした。救済措置があることはありがたいし、休みがちな人にとっては朗報ですが、授業回数が少ないときから言ってしまうと、「たくさん休んでも大丈夫なんだ」と油断させてしまうような気がしました。残り2へ3回の授業で言うくらいが丁度よいと思います。1週間の最後にいやしになる授業でした。

・育て方、育ち方って、人それぞれ異なっていて、どれが正解とか不正解とかないはずなのに、ないと分かっているはずなのに、なぜか、自分と環境の違う子に対し、何でこんなことするんだろ、悪いことやっているってのが分からないのかなと批判的で同情するような思いでいました。今回の授業でそれが全く変わったとは言えないですが、子どもたちが自分におかれた環境の中で必死に生きようともがこうとしているのを見て、心にくるものがありました。様々な動画をみて、人が育つためには人が必要であり、支え合うことで、人は生きていける、生きる希望を見い出すのかな思いました。とても考えさせられる授業で、自分にとっても忘れられない授業になりました。

・自分は未だ大学生ということもあり、子どもを育てた経験はありません。そのためこの授業中に出てきた子どもに苦しい思いをさせてしまう親になる可能性が0ではないと思っています。しかし逆に自分の親がそうだったように子どもに愛情をたくさんあげられる親になれる可能性だって0ではないと思います。そしてやはり私もいずれ子どもをもつとき、そのような親になりたいと思います。というより、それが親だと思っています。自分がこれから先どうなっていくのかわかりませんが、この授業を通して考えたこと、感じたこと、過去を振り返り未来を観てきたこの経験を大切にしてよりよいl人の大人として子どもたち、これからの世代にその思いをつなげていきたいと感じました。少子高齢化社会がひろがり、子どもが少なくなっている今、そんな少ない子どもの中でも虐待をうけたり、育児放棄をしたりというニュースがしばしば流れています。産むからにはその責任をもてるよう基盤を整えつつ、「子どもの育ちやすい環境」を守りたいと思います。

・この授業で子ども達が様々な活動や人々との出会い、交流や関わりの中で成長し変わっていく様子が見れました。それと同時に自分の今までの歩みの中でどんな事をしてどんな人達と関わってどう変化していったか、どう成長していったのか、どう感じたかといったことを振り返る事ができました。映像の中で子供達と真剣に向き合い時に優しく時に厳しく接していた大人達の姿を見て自分もいつか子供を持ったり子供達と関わるような仕事や活動をするようになったら、あんな大人になって子供と真剣に向き合いたいと思いました。

・この授業では教材映像を通じて自身の成長と他人との関わり、そして今後我々が大人の立場になったときにどのようにして子どもに接していくかを考えさせられるものであったが、それは自分自身では意図して行うものではない。授業として行われていなければ私も過去を振りかえることなど無かっただろう。そんな機会を与えてくれる授業というものが存在することは意味あることだと思うし、他の学問的な授業と比較しても精神的な成長を促す強みがある。今後もこのような授業が行われることを望む。また、教材映像についてだが、テレビ的な演出が目にして付くものが多かったように感じる。題材の性質上しかたない部分もあると思うが、そこら辺は先生の話できちんとフォローしていただければと思う。

・重要な内容は授業で先生が黒板に書いて学生たちがメモをする方がいいと思います。いい授業でした、今日本語を勉強しているの私にとって授業の内容を難しいかったですけど自分は毎回授業にちゃんと来ると良かったです、授業でたくさん教材映像を見ましたいろいろの教材映像からいっぱい子供教育の知識を学びました。子供にお互いの気持を理解することが大事です。自分が未来にもし自分の子供がいますから傷つくような言葉は言わない方がいい。なぜなら生命は宝物だから必ず大切にします。自分の子供にいつも応援するのが大切です。

・講義に対する意見ですが、先生が前で喋っている時や、 映像を視聴している際に、たまにですが私語をしている生徒が見られて、集中を粗外されることがあったので、私語に対するルールや注意をもう少し厳しくしていただきたかったです。

・先生の講義に対する姿勢や熱意を感じることができ、非常に好感を抱きました。講義の手順や事務的説明なども丁寧で分かりやすかったです。子どもの育ちに関する映像教材を視聴していく過程で自身のこれまでの育ち、成長できた場面、経験などが想起されました。講義全体を通じて、今までの自分の人生の要所を振り返り、整理することができる素晴らしい有意義な講義であったように思います。

・去年私は自分の国と日本で小学生向けキャンプを参加しました。その時、私はスタッフとして子供たちと一緒に生活したり、授業を教えあげたりしましたので、どんどん子供たちの教育や育ち興味が高まり、この授業を受けることにしました。そして毎週いろんな動画を見て幸いおもしろい偉いたくさんのテーマがあります。感動させられました。ほかの人の人生を見て、自分もこのような良い保護者や先生になりたいです。いつか、私は子供がいるかもしれません、だから、子供育ちの部分絶対に大事にします、自分の子供だけではなく他人の子供も大切に対してはとてもいいことです。この1学期本当にありがとうございます。ここで学ぶこと忘れられません。自分の国に帰ったときも先生から教えてもらった理念を実行します。

・毎回、教材映像を見る中で考えさせられるものがあり、とても刺激的な授業でした。また先生が私達に対して様々な配慮をして下さっているのが伝わり、受けていてとても楽しかったです。自分の育ちを振り返る機会になったり、私の知らない所にはこんなにも苦労している人がいるのだと知る機会になったり、自分もこんな大人になりたいなと考える機会になったりと、学ぶこと、感じることが多い授業でした。教材映像の中には、見ていて、自然と涙がこぼれてしまうようなものもあり、朝から、心が洗われたかのような気持ちで、学校生活がスタートできる、とてもよい授業だったと思います。また同じような授業があったら、ぜひ受講したいと思います。

・もう少し専門的な事柄、又は解説が欲しかった。

・子どもの育ちという授業名だったので、小学生以下くらいの育ちを追い、考えるだけかと思っていましたが、高校生など、私は大人の仲間入りをしていたと思っていた年代でも子どもとして見ていて、幅広い育ちが学べたので勉強になりました。映像見て感想を書くだけだと自分の考えだけを書き連ねていくだけになってしまいそうでしたが、一旦止めて、ある場面について意見交換をする時間が設けられていたので、自分とは別の視点の考えを知ることができ、良かったです。また、映像を見る前、先生が、前回の映像についてと、その日の映像についての説明や注視すべき点を話してくださり、その中からは先生の考えも知ることができ、どういうことを私達に感じてもらいたいのか、もらいたかったのか、知ることができ、参考にしながら、毎時レポートを書くことができました。学んだ事を生かしてこれから出会う子どもたちと接していきたいと思います。

・育児や幼児教育から青少年の非行に至るまで、普段耳にしない様なトピックを知ることができたのは大きな収穫であった。一方で、これから教育をする側にある私が、どう子供と接することがその子にとっての最適解となるか、それがいかに複雑なことか考えさせられもした。育児や教育の常識が、過去と現在で大きく異なる様に、私が良かれと思って行ったことも、未来では非常識と扱われるかもしれない。そんな中、子供にとっての最善を尽すためにも、主に児童心理を学んでみようと思うきっかけになった授業であったと考えている。

・普段他の講義では人と人とのつながりや関係について考えることはないので、講義は興味深かったです。私がこの講義の中で一番印象に残ったのは、惜しみなく愛情を注ぎ、その愛情を相手に伝えるという大切さでした。他の人から愛情を注いでもらうことによって、生きた時間が短かったとしても人生を輝かせることができるのだと感じました。また、愛情を受けるからこそ自立できるのだと思いました。これからは、私自身、他人に対して惜しみなく愛情を注ぎ、他人に寄り添い悲しみや苦しみ、喜びなど様々な感情を共有することのできる人間になりたいと思いました。

・授業内容に関しては心を動かされるような映像が多く、 非常に興味深いものでした。しかし、合間の近くの人と話す時間が、この授業に知り合いのいない私にとっては少し厳しいものでした。

・私は今まで両親や友人には感謝の想いがあり、その感謝を伝えてきたつもりです。しかし、今までお世話になった教員には感謝の思いがそれほどありませんでした。中学時代の超パワハラのサッカー部顧問や、旧帝大以上を志望する人にしか興味のない高校教員など、あまり良い先生に恵まれてこなかったなと感じていました。しかし、今回の授業を受けて、そのような教員以外には私に愛情を注いでくれていた教員がいたことを再認識できましたし、例に挙げた教員にも何か伝えたいメッセージがあったのかなと考えることができるようになりました。まだ何を伝えたかったのかは分かりませんが、今後の人生の中でじっくりと考えていきたいと思いました。

・この講義で見た映像を振り返ってまず感じることは、自分が今まであたり前だと思っていたこと(家に帰ればご飯があるなど)は誰しもにとってあたり前のことではなくとてもありがたく、恵まれたことであるということです。また、子ども同士のけんかや、言い争いのときには、大人はすぐにでも割って入るのではなく、少し離れたところからそれを見守るということが大事なのだと学び、将来自分が子育てをするようになったら参考にしようと思いました。自分の小さい頃のことはもうほとんど憶えていないので、正直共感したりすることはできないことが多かったのですが、子どもの頃ってこんな感じだったのかなとか思いをめぐらせることはでき、自分の子どもを持つことへの憧れが増したように感じました。最後に、それなりに年を重ねて、自分の意思が強くなり、自分の意見を通すばかりではなく子どもの素直さを見習わなければなと思いました。

・この授業では、今まで自分も経験してきているが、もう忘れてしまっていたことを改めて思い出すことができました。子どもたちは私たちが思った以上に考えて生きており、大人が口出ししなくても、自分たちで様々な困難を乗り越えているのだと知りました。しかし、それでも、子どもの力だけでは問題が解決できないとき、果たして大人はどのように助けに入ればいいのか、どの程度干渉してもいいのかが難しいと思いました。自分が親になった時や、教育者になったとき、子どもの育ちを助け、より成熟させるためにどのように立ち回るべきか常に考える必要があると思いました。今回、多くの教材映像を見る中で、その考える上でのヒントが少し得られたような気がします。また、純粋な子どもたちは、今ではもう忘れてしまった素直な心をもっていけ、今の自分について考える機会にもなりました。良くも悪くも素直な子どもたちを見ていると、なんだか自分は世渡りのようなものを覚えてしまったと自覚し、これからはもう少し「自分」を表すようにしたいと考えるようになりました。

・この授業で見る教材映像全般は、自分の生き方を考えさせられるものが多かった。「必死に桜島まで泳ぐ小学生」、「被災地の復興を願う魂のダンズ」、「豚から命を考えさせられる授業」、どれもが、今までの大学4年間生ぬるく生きてきた僕の心を熱くし、時には涙腺がうるっと来ることもあった。教材映像の構成上ドキュメントをして、視聴者が感動するような、作り(BGM、涙等)があることは知っていたので、授業受け初めは乗り気がなかったが、見ていくに連れ、教材映像の内容に引きこまれていくようになった。また赤田先生の話し方がすごく柔らかく、また授業途中で教材映像の内容を考えさせる時間が、授業を充実できた大きな原因であると思う。この授業の中で最も影像が残ったのは、長渕剛の母校で、最後に作った歌だ。自分の卒業にも考えさせられたし、授業後、youtubeで、あの曲を探してみた程です。

・様々な映像を見ていく中で子どもの教育について多くの学びがあった。特に印象に残っているのは、涙と笑いのハッピークラスで、手紙ノートや先生の教育によって生徒一人、一人が成長している様子が見てとれた。この授業を通して私も自分の小学生や中学生の頃を振り返ってみたが、数多くの先生や友達、親、周りの人達の良い影響を受けてきたなと思った。私も将来子どもができた時に、子どもの成長に良い影響を与えられるような大人になりたいと思った。

・学際科目の中では、一番おもしろい授業でした。自分が、これまで、どのように子供や大人との関わりの中で成長してきたかを決めて考えるきっかけとなりました。そして今後自分たちは大人の立場になり、子供と接していく時間があると思いますが、どう接していくか、子供の成長がうれしくてどんなにすばらしいことであるかについての視点を与えてくれました。

・映像を見て、友人と意見交換をする時間があったり、映 像を見てしっかりと考える時間があったりして、とても良かった。様々な境遇にいる子どもたちと、その周りの大人たちとの関わりや、それによる子どもたちの成長について学ぶことができた。自分が子どもの時にはしなかった経験をしている子どもたちが世の中にはたくさんいて、それぞれの悩みがあって、それでも少しずつ成長して私たちには想像もできないような答えを導き出していて、すごいと思った。将来、自分の子どもや、周りの子どもにたくさんの愛情を注ぎ、何でも相談してもらえるような大人になりたいと思った。そして、今まで育ててくれた両親や周りの大人、先生方から頂いた愛情がどれだけ大きいものだったかを改めて実感し、感謝の気持ちが以前より増した。今後生きていくうえで、とても為になる授業だった。

・毎回の教材映像の内容の中で、必ず自分と重なる部分がどこかしらにあって、とても感情移入して、いつも教材映像を見ていました。中には、自分だったら絶対にしないようなことなどもあって、幼い頃は無意識にこんなことを思っていたんだなとかを考えながら授業を受けることができました。就職活動を現在しているので、昔のことを思い出すのは自己分析にもつながり、とても有意義でした。今回の授業で思い出せたことを更に深堀していきたいです。

・教育学部ではない私にとって、この授業はとても新鮮でした。ただ聴いて新しいことを知るだけの授業ではなく、感情が揺さぶられる授業で、とてもよかったです。色々な教青の仕方があること、子供の生きている環境は人それぞれであり、恵まれない子もたくさんいること、子供は私が思っていたよりも色々なことを感じ、考えていることを学ぶことができました。

・動画の内容が、とても心にひびくものが多かった。何気ない日常生活や、友達と送っている学生生活など当たり前のものではあるが、それはとても尊いものであると感じた。普通に生活したいけど、家庭環境などにより、できない人もいる。そのため日頃から感謝する心を忘れてはいけないと強く感じた。いつ「当たり前」のことが「当たり前」じゃなくなるかも分からない。そのため、幸せというものをかみしめながら、これから生活をしていきたい。また、この生活を支えてくれている親には、感謝の気持ちをしっかりと伝えなければならないと思った。今やってもらっていることは当たり前のことではなく、感謝すべきこと、ということをしっかりと考えていきたい。

・この授業を受けて、普段生活している分ではあまり感じることのできない子供や人の心の動きに関して触れることができた。大学になってから、あまり関わりのなかった道徳的な内容で、忙しい毎日の中で心が温まるような豊かになるような授業だった。毎回の授業で見た映像はどれも未熟だけど、見習いたくなるような子供の心意気だったり、それに関わる大人達の迷いや導き方などが印象に残っている。そのような映像を見て、普段なら恥かしくてあまり書きたくない心内もなんだか、コメントペーパーに書けるような気がして、改めて自分の心のあり方に気づかされた。専門分野を学んでいるだけでは、学ぶことのできない範囲について触れることができたなと感じている。半期、ありがとうございました。

・色々な映像を見させていただいた。中には死と向き合う内容もあり少し見るのが辛くなる映像もあった。しかし、育ちの中でいずれかそのような立場になったときにと思うと、見る価値はあったと感じた。今までの自分を振り返る目的があるのはもちろんのこと、他にも将来自分に子どもができたときにどのような、育ち、教育をしていくのがよいかを考える時間を与えていただいた貴重な時間だと自分は思いました。大学生のみならず、実際に大人の人に講義をしてみるのも面白いのではないかと感じました。

・他の授業では学べないような内容であった。子どもにどのように接すればいいかなど心の分野で学ぶことがたくさんあった。4月から教員になる私にはとても身になった授業であったと思う。現在も非行にはしってしまう子どもは増えている中でそのような子どもにどのように接し、寄り添っていけばいいのか自分の中で整理することができた。教育の授業でもこのような心の授業を学んだが、今回のように教材映像を見てみんなで感想を言い合うような授業ではなかった。今回の授業で学んだことを実際の教育現場や私生活で生かして、子どもたちに寄り添い、自分も日々、成長していけるように努力していきたいと思う。

・私は最初、教育学部でもないし、教員を目指している訳でもないのに、履修して、大丈夫なのかと心配がありました。しかし、全くそんなことはなく全ての人、私達のための講義でした。人の成長や生死は、心にずっしりと重たく乗ってきて感動したり悲しんだり、感情が大きく揺さぶられるため、あまり触れないようにしてきました。講義での映像は、もちろん感情が大きく揺さぶられるものばかりでしたが、自然と心が温まり、自分を含めて様々な人のことを、とても愛おしく思えるような気持ちにもなりました。自分の今まで、そしてこれからを改めて考えるような、とても良い機会だったと心から思います。一人で履修していて、あまり話すことができませんでしたが、自分の中で言葉や気持ちを、ゆっくり、咀嚼することもでき、これはこれで良かったのかもしれません。

・大学生活の中で1、2位を争う最高の授業でした。本当は心の中に持っているけれど忘れてしまっていた多くの感情や思い出、経験をリアルに思い出すことができました。特に最初の数回は毎回泣いてしまう程感情移入できました。毎週金曜日が楽しみで、前日に酒を飲んでいても、寝坊をしても、それでも学校に行って授業を受けたいと思えた半年でした。本当なら、来年もこの授業の続きを履修したいです。

・大人になった今だからこそ、この授業を通して自分の育ちをふり返ることによって、当時は気づかなかったこと、わからなかったことがやっと理解できてすごく良かったと思う。これから学生から社会人になるうえで、どんな人との関わり方をするか、自分は人のために何ができるのか等、深く考える良い機会にもなった。また、大学生になってから授業は黒板をうつすので精一杯な事がほとんどだったので、週末のこの時間にリラックスしてうけられる授業があってすごく助かった。個人的に、授業の最初とか最後に先生が私たちを気づかってくれるような言葉をかけてくれたのが嬉しかった。色々考えさせられるし、意見交換することで友達の新たな一面を見つけることも出来たので、楽しくてためになる授業だったと思う。

 

【評価・ご指摘をいただきまして、本当にありがとうございました。皆さんから評価していただいた点を今後も維持しつつ、一方、改善に向けてのご指摘をいただいた点については、次回の講義より、できるところかその改善の試みをスタートさせます。半年間、講義に積極的にご参加いただき、本当にありがとうございました。】